第3話・検証!ヤマシンの真実

 どうも、みっつです。今回は、偉大なるヤマシンについて書いてみようと思います。ですが、今回は題名のまんま検証という形をとることになるので、従来の小説スタイルの書き方とは異なっていますが、とりあえず読んでやって下さい。
                              

 我が大学の学生自治会の重鎮・ヤマシン。
 知る人は知る大学の顔役の1人である。その学生生活を自治会運営に傾け、現在は大学の事務のバイトをしている。
 さて、このヤマシンとラビを筆頭にする3人組の関係は複雑怪奇である。まず、ラビと海ちゃんは下宿時代の後輩であり、みっつは1年次に海ちゃんを通して知り合い、後にゼミの後輩となるのである。
 3人ともヤマシンの後輩という関係(どこが、複雑怪奇やねん!とか突っ込みを入れない!)なのだが、ヤマシンに対する反応は三者三様である。では、1人ずつ検証していってみましょう。
                              
 CASE.1 ラビの場合
                            
 ラビはヤマシンの犬である。以上!・・・・と言いたいのだが、これでは検証の意味がないので、詳しく説明すると、外伝・第6話「道北湯煙温泉~地獄編~」において、泥酔したみっつが「ヤマシンがさ~!」と、悪態を付くと「ヤマシンさん、だべ~!」と何度も突込みを入れて来た事でも明らかである。ラビは兎ではなく犬だったのだ!これは、衝撃の新事実である!!!・・・・論点がズレまくったので、次に行ってみましょ~!
                             
 CASE.2 みっつの場合
                    
 これは、CASE.1での明らかな様に、ヤマシンに対して尊敬の念などは逆さにされても出てこないだろう。そもそも、こんな文章を打っている時点で、偉大な先輩というより美味しいネタと見ているのは明らかだ。では、最後に海ちゃんに出てもらいましょう!
                              
 CASE.3 海ちゃんの場合
                              
 ここに1通のメールがある。これを公開すれば、全てが明らかになると言えるだろう・・・。
                              
[件名]へぇ
[本文]学祭の事をPRするくらいなら、自分の事を企業にPRすればいいのにね
                              
 説明を加えると、これは去年の秋に大学4年なのにハッピを羽織って学祭の宣伝活動をするヤマシンの姿を目撃したみっつが、海ちゃんに報告のメールを送った時の返信の全文である。
 ヤマシンを先輩だと、これっぽっちも思っていない冷たい文面である。腹黒静岡人・海ちゃんの本領発揮であり、その暗黒面をまざまざと見せ付けている。
                              
 どうだったでしょうか?三者三様の偉大なるヤマシンへの反応は?正直、傍若無人なラビがヤマシンを敬っている結果は意外極まりなかったです。
 さてさて、次回は海ちゃんとみっつがヤマシンの仕事ぶりを見物しに行く第4話「ヤマシンよ永遠なれ!」をお届けします。では、次回をお楽しみに~。

※この物語は事実を元に構成されたノンフィクションです。
           [総監督・原作・監修] 海ちゃん
           [脚本・シリーズ構成] みっつ


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